きせつ【季節】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一季(いっき)

解説

「季」の単位は、1年を単位として数えます。1年を「1季」、半年を「半季」といいます。

意味

(「季」は一年を四等分した区分の名。「節」は一年を二四等分した区分の名)
 
①一年を天候の推移に従って時間的に区分したもの。温帯では春、夏、秋、冬の四季があり、さらに細分することもある。また、熱帯には乾季と雨季がある。四季のおりおり。時候。時節。シーズン。

*本朝無題詩〔1162〜64頃〕六・秋日林亭即事〈藤原茂明〉「季節光陰蕭索好、高台壮麗自然窮」
*民法(明治二九年)〔1896〕六一四条「但収穫季節あるものに付ては其季節後、遅滞なく之を払ふことを要す」
*真空地帯〔1952〕〈野間宏〉四・三「空気のない兵隊のところには、季節がどうしてめぐってくることがあろう」
*夏侯湛‐雷賦「伊朱明之季節兮、暑燻赫以盛興」
 
②ある一定の時期。あるものの盛んになる時期。シーズン。

*イギリス〔1959〕〈木下順二〉「一体どのような刻薄な季節がそこに待ちうけているものなのか」
*他人の顔〔1964〕〈安部公房〉灰色のノート「禁酒法時代を思わせる混乱の季節がやってくる」
 
③連歌・俳諧で、季を表わす語。季語。

*俳諧・去来抄〔1702〜04〕同門評「一句に季節二三有とも難なかるべし」

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