たいほう【大砲】

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数え方(読み方)・単位

一門(いちもん)

解説

「門」はかろうじて通ることのできる狭い口という意味です。狭い筒の中から弾丸が飛び出ることから、大砲を「門」で数えます。「挺 (ちょう) (丁)」で数えることもあります。発射された弾丸は「発」で数えます。

⇒ロケットだん(ロケット弾)

意味

①大きな弾丸を発射する兵器の総称。ふつう、口径五〇〜六〇ミリメートル以上の火砲をいい、構造的には野砲、迫撃砲、ロケット砲、機関砲などに、また、機能的には牽引式砲、自走砲、戦車砲、高射砲などに分けられる。
 
*捕影問答〔1807〜08〕前「長十三尋、幅壱丈六尺、檣二本、帆七、大砲十二門、人数三十四人、梯船弐艘、小鉄炮百挺余有り」
*報徳記〔1856〕三「然らば是非に及ばず大炮を以て之を払ふ」
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉一・一六「水力機器、及新製の大炮を発明せるものなるが」
*浮城物語〔1890〕〈矢野龍渓〉三九「再び事を生せんことを恐れ小銃の外か今日迄て大砲を放つことなかりき」
 
②いかにも真実らしいうそ。
*随筆・皇都午睡〔1850〕二・上・空鉄砲「さも有さうなる虚言を云事を鉄砲也と云は、空鉄砲と云ならん。夫より又焔〓嗅し共大砲放すとも云り」
 
③かみなりや稲妻をいう、盗人仲間の隠語。〔日本隠語集{1892}〕

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