▼これが[郢書燕説]の意味です
- 意 味:こじつけてもっともらしく説明すること。
- 由来 / 語源:【故事】 「郢」は中国の春秋戦国時代の楚の国の都。「燕」は現在の北京付近にあった国の名前。「郢」の人が、燕の大臣に手紙を書いたとき、部屋が暗いので「燭をあげよ」と言いながら、うっかりそれを手紙に書いてしまった。それを受け取った燕の大臣は、それを「明るい人間(賢人)を登用せよ」と解釈して王に進言し、その結果、国が良く治まったと言う故事による。
- 出 典:韓非子 『外儲説左上』
- 使い方 / 例文:私に言わせればそんなもの正論ではなく、郢書燕説にすらなっていない。
- 類義語:
牽強付会(けんきょうふかい)
堅白異同(けんぱくいどう)
堅白同異(けんぱくどうい)
断章取義(だんしょうしゅぎ) - 対義語:
- 漢字検定出題レベル:
- 人気 / 実用度:話す☆☆☆ 書く★☆☆