けいし【罫紙】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

広く紙について、「葉 (よう) 」は葉 (は) のように手に取ることができる程度の大きさで、折りたたまれていない紙を数える語です。FAX紙のようなひと巻きの紙は「本」「ロール」「巻き」で数えます。「片」はメモ用紙や紙切れ、紙吹雪などを数える語です。束ねたものは「束」で数えます。
⇒かみ(紙)

意味

罫を引いた紙。けいがみ。けがみ。
 
*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉一・四「方板に横筋の罫を刳て、上に布を張たるを、紙底に敷て罫紙にかえ、左手にて字行の首を押え、右手に鉛筆をとり」
*多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉後・五・二「大美濃の罫紙の仮綴を六七冊、膝の上にブック仕立の小厚い版本を披げて」
*虞美人草〔1907〕〈夏目漱石〉一五「洋卓(てえぶる)の上には一枚の罫紙(ケイシ)に鉛筆が添へて載せてある」

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