数え方(読み方)・単位
一基(いっき)
解説
大型の墓は「基」で数えます。
広く墓について、墓石も「基」で数えます。古墳やピラミッドなどの大形の墓も「基」で数えます。墓標は「本」でも数えます
⇒はか(墓)
意味
①古い墓。古人の墓。
*大観本謡曲・藍染川〔室町末〕「累々たる古墳のほとり、顔色終に消え失せて、郊原に朽ち果てて」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Cofun (コフン)。 フルイ ツカ〈訳〉昔の墓」
*俳諧・奥の細道〔1693〜94頃〕黒羽「那須の篠原をわけて玉藻の前の古墳をとふ」
*俳諧・続猿蓑〔1698〕上・今宵賦(支考)「伊賀の山中に父母の古墳をとぶらひ」
*書言字考節用集〔1717〕一「古墳 コフン 又云古墓」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕続・三六回「旧〓山(きうきうさん)の古墳(コフン)朦雲を現ず」
②盛土をした古代の墳墓。江戸時代は後世の墓をもおしなべていったが、考古学上は古代に限り、日本では三世紀末から七世紀ごろまでの高塚の墳墓をいう。封土(ほうど=盛土)中に、死体を安置する内部施設である玄室、棺などをもち、副葬品がおさめられる。封土上には埴輪(はにわ)、葺石(ふきいし)などの外部施設をもつ場合が多い。古墳の形状から円墳、方墳、前方後円墳などに分けられる。
*風俗画報‐一四九号〔1897〕丸山の古墳「芝公園地内に一大古墳(コフン)と四小古墳と存在せり」

