もんつき【紋付/紋附】

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数え方(読み方)・単位

一着 (いっちゃく) 、一揃い(ひとそろい)

解説

礼服の紋付袴 (もんつきばかま) は「揃い」で数えます。
⇒きもの(着物)

意味

①紋所がついていること。また、そのもの。
*俳諧・西鶴大矢数〔1681〕第二二「秋の夜もかつきといへば寝ずの番 これ紋付の衣うつをと」
*浮世草子・好色二代男〔1684〕三・四「御紋付(モンツキ)の着物羽織、其外申におよばず、中脇ざし迄用意ありて」
 
②紋のついた礼装用の和服。紋服。五つ紋を正式なものとし、略式に一つ紋と三つ紋とがある。
*談義本・根無草〔1763〜69〕後・跋「宝引の糸の千条にわかれ、紋付の数の百箇に替るが如く」
*多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉前・九「縮緬の紋服(モンツキ)は夜衣にして」
*お目出たき人〔1911〕〈武者小路実篤〉一〇「この日鶴が紋附を着て」
 
③(常に紋付の羽織を着ているところから)大坂で、高級売春婦をいう。
 
④(翼の白斑が目だつところからいう)鳥、鶲(ひたき)のこと。《季・秋》

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