数え方(読み方)・単位
一枚(いちまい)、一台(いちだい)
解説
水泳の飛び込み競技や飛び箱で使う踏み切り台のことで、「枚」「台」で数えます。
意味
水泳の跳躍・飛び込み、体操の飛び箱・跳馬などの踏み切りに使う板。飛込板。はね板。踏切板。また、飛躍のきっかけとなるもの、という意味で使われることが多い。
*或旧友へ送る手記〔1927〕〈芥川龍之介〉「死に飛び入る為のスプリング・ボオドを必要とした」
*ダイヴィング〔1934〕〈舟橋聖一〉三「あたしといふものを、スプリングボードにして、ダイヴィングのやうにあなたが新しい世界へ突入することしかない」
*秋のめざめ〔1957〜58〕〈円地文子〉女の地図「郡との恋愛を跳込み板(スプリングボード)にして、印南吾郎から奇麗に離れ去りたかったに違いない」