数え方(読み方)・単位
一軒 (いっけん) 、一戸 (いっこ)
解説
「軒」は家屋や民家を数える語です。「戸」は、建設・売買・賃貸の対象となる住宅数(アパート・マンションを含む)を数える語です。
意味
①借りて住む家。借りた家。借宅。しゃっか。
*文明本節用集〔室町中〕「借屋 シャクヤ」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Xacuya (シャクヤ)。すなわち、カシヤ」
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕二・一「今迄は借(シャク)屋に居ての分限といはれしに」
*歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)〔1789〕三「仮令呑込のよい此こんにゃく屋の権兵衛なりゃこそ、大村の俺が借家をわいら親子に貸してやったぞへ」
*雁〔1911〜13〕〈森鴎外〉五「自分で近所の借家(シャクヤ)を捜して歩いた」
②江戸時代の身分の称。借家人は借地人とともに一人前の百姓・町人としては扱われなかった。
*浮世草子・世間娘容気〔1717〕一「袴代とて銀五枚つつみて、家持借屋(シャクヤ)迄御見せへ来ていやといはさぬ頼みかた」

