数え方(読み方)・単位
一本(いっぽん)
解説
無脊椎 (むせきつい) 動物の口の周囲にある小突起のことで、「本」で数えます。
意味
①多くの無脊椎動物の口の周囲や体の前端に並ぶ伸縮自在のひも状突起。触覚や化学感覚の受容器を備え、触覚や捕食の働きをするもの。クラゲやイソギンチャクでは刺胞を内没させている。
*山椒魚〔1929〕〈井伏鱒二〉「一ぴきの小蝦が〈略〉岩壁にすがりついた。さうして細長いその終りを見届けることができないやうに消えてゐる触手をふり動かしてゐたが」
②他に働きかけようとする手。
*冬の日〔1927〕〈梶井基次郎〉一「向日性を持った、もやしのやうに蒼白い堯の触手は、不知不識(しらずしらず)その灰色した木造家屋の方へ伸びて行って、其処に滲み込んだ不思議な影の痕を撫でるのであった」

