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かなぼう【金棒/鉄棒】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

①鉄で作った棒。周囲にいぼのあるものもあり、打ち振って人を倒したり、物をこわしたりするのに用いた。かなさい棒。
*太平記〔14C後〕二二・篠塚勇力事「八尺余りの金提棒(かなさいぼう)〈略〉件の金棒を打ち振りければ、蜘の子を散らすが如く」
*浄瑠璃・松風村雨束帯鑑〔1707頃〕三「それは鬼にかなぼうの、かねで作った身なり共」
 
②夜回りや行列の先頭に立つ者などが鳴らして人々の注意をうながすのに使った鉄製の棒。錫杖(しゃくじょう)のように、鉄の輪数個を棒の頭につけ、地面を突くと鳴るものなどがある。
*仮名草子・御伽物語〔1678〕一・三「亥のかしらとおもふ刻、夜まはりのものとうち見えて、かなぼうつきて二人来り」
*咄本・当世手打笑〔1681〕二・一八「産所のまへに石うすをすへて、金火ばしを、ちりりんとひきずりければ、さすがおやのこほどありて、金棒(カナボウ)かと思ひて手をうちへひきたり」
*浄瑠璃・大経師昔暦〔1715〕下「そろそろ用意と帯し直し身拵へする中に、かな棒の音、人足頻に近付きたり」
*今戸心中〔1896〕〈広津柳浪〉一「角町には夜を警めの鉄棒(カナボウ)の音も聞える」
 
③「かなぼうひき(金棒引)(1)」に同じ。
*洒落本・美地の蛎殻〔1779〕「屋敷の鉄棒(カナボウ)、町の羽二重といふ仕うちの、革ばおりと見たから」
 
④「かなぼうひき(金棒引)(2)」に同じ。
*雑俳・柳多留‐七三〔1821〕「鉄棒のおおい長家の姦しさ」
 
⑤器械体操の用具の一つ。左右の柱に鉄の棒をわたしたもの。鉄棒。
*破戒〔1906〕〈島崎藤村〉二一・二「木馬や鉄棒(カナボウ)は深く埋没(うづも)れて了って」
*途上〔1932〕〈嘉村礒多〉「活〓敏捷で、さながら機械人形の如く金棒に腕を立て」

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