せいか【生花】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一つ(ひとつ)

解説

小売単位は「束 (たば) 」「籠 (かご) 」「基 (き) 」などです。

車輪の形にも似た、丸く花びらを広げる花は「輪」で数えます。1本の茎に複数咲く花は「つ」「個」、小花は「片」、群をなして咲く花は「むら」でも数えます。
⇒花(はな)

意味

①いけばな。挿花。
*雑俳・塵手水〔1822〕「何となふ・只の眼からも師の生花」
 
②(造花に対して)ほんとうの花。自然の花。
*島崎金次郎宛大田南畝書簡‐享和元年〔1801〕八月一七日「難波橋向鍋島役やしき、稲荷祭にて男女とも蔵やしきへ見物に入候間参見候処、生花造り物多く挑灯如昼」
*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉一・一一「『アリントン、ホテル』に着すれば大統領の妻より生花一束を大使に贈る」
*病室の花〔1920〕〈寺田寅彦〉「造花と生花の外形上の区別は」
 
③手品(てじな)のことをいう。
*風俗画報‐一〇〇号〔1895〕手品「事物紀原(じぶつきげん)に生花(せいくゎ)といふものあれども是も亦手品の事をいへるなり」

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