ダイヤモンド【diamond】

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数え方(読み方)・単位

一粒 (ひとつぶ) 、一顆 (いっか) 、一個(いっこ)、一カラット(いちからっと)

解説

個数は「個」「粒」「顆」で数えます。
⇒ほうせき(宝石)

宝石の大きさを表す場合には質量の単位「カラット」(1カラットは200mg)を用います。

意味

①炭素からなる元素鉱物。炭素の巨大分子で等軸晶系の結晶。純粋なものは無色透明で、美しい光沢を持ち、硬度が極めて高い。キンバリー岩、漂砂鉱床などの中に産出する。人工的にはニッケル・コバルト・鉄などを触媒として、炭素に超高温、超高圧を加えてつくる。安定で酸・アルカリに侵されない。天然の良質なものは宝石として、品位の低いものはカッター、試錐機などに用いられる。人工ダイヤモンドはすべて工業用ダイヤモンドに用いられる。金剛石。ダイヤ。
 
*当世書生気質〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉六「錦に包みてもストン〔石塊(いし)〕はストン。ダイヤモンドはダイヤモンド」
*金色夜叉〔1897〜98〕〈尾崎紅葉〉前・一「紳士は彼等の未だ曾て見ざりし大さの金剛石(ダイアモンド)を飾れる黄金の指環を穿めたるなり」
 
②野球場の中の本塁と一、二、三塁に囲まれた正方形。
*学生時代〔1918〕〈久米正雄〉選任・一「三度振りをした最後の球を受取ると、急いでダイヤモンドから退いた」
*銀座二十四帖〔1955〕〈井上友一郎〉一四・彼氏「ダイヤモンドの中央で、ゆるやかなワインド・アップに入ろうとする」
 
③トランプの菱形の赤いマーク。→ダイヤ(2)。
 
④欧文活字のサイズの一つ。日常鋳造される活字では最小のもので、約四・五ポンドに相当する。
 
⑤「ダイヤモンド‐ゲーム」の略。
*伸子〔1924〜26〕〈宮本百合子〉六・六「子供連がダイヤモンドをしてゐるそばを通り抜け」

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