数え方(読み方)・単位
一本(いっぽん)、一株 (ひとかぶ) 、一輪 (いちりん)
解説
植物としては「本」「株」で数えます。朝顔の花は「輪」で数えます。露店などで売っている朝顔の鉢は「鉢」で数えます。
意味
ヒルガオ科の一年草。アジアの原産で、日本で園芸植物として発達し、江戸時代、嘉永・安政年間(一八四八〜六〇)には非常に多くの品種が作られ、薬用としては平安時代初期から栽培されていた。
茎は左巻きのつる性で物に巻きつき、長さ二メートル以上になる。全体に粗い逆毛が生えている。葉はふつう三裂し、長い柄があり、互生する。
夏の早朝、直径一〇〜二〇センチメートルのじょうご形の花を葉腋(ようえき)に一〜三個つける。花は早朝開花し、午前中にしぼんでしまう。花の色は品種によって白、紅、青、紫など。また、それらが交じりあって縞や絞りの模様をつくるものもある。にほんあさがお。しののめそう。牽牛花(けんぎゅうか)。かがみぐさ。蕣花(しゅんか)。学名はIpomoea nil