エプロン【apron】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)、一掛(ひとかけ)

解説

「掛け」はエプロンなどの体の前面にかけるものを数える語です。

意味

①着衣が汚れないように、腰から膝、あるいは胸から膝へ掛ける、婦人用または子供用の西洋風の前掛け。割烹着(かっぽうぎ)をいうこともある。
*風俗画報‐一一〇号〔1896〕服飾門「西洋にもapron (エプラン)と云ひて前垂(まへだれ)に似たるものあれど」
*門〔1910〕〈夏目漱石〉三「手に持った号外を御米(およね)のエプロンの上に乗せたなり書斎へ這入(はい)ったが」
*旅日記から〔1920〜21〕〈寺田寅彦〉二「白のエプロンをかけた船のナースが」
*星座〔1922〕〈有島武郎〉「おぬいさんは慌て気味に襷とヱープロンとを外しながら」

②飛行場の施設の一つ。格納庫やターミナルの前の舗装された区域。飛行機が停止して乗客の乗降、貨物の積み下ろし、給油などが行なわれる。

③護岸。また、ダムの隘水を防ぐための護床。
*水の葬列〔1967〕〈吉村昭〉一「足もとには、エプロンを溢流する水量がすさまじい飛沫をあげて流れている」

④洋風の洗面台、流しの後部にある水返し。

⑤「エプロンステージ」の略。

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