エレベーター【elevator】

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数え方(読み方)・単位

一基(いっき)、一台(いちだい)

解説

据えてあるものなので「基」で数えます。エレベーターを他の階へ移動する乗り物として扱う場合は「台」で数えます。
例:「5{基|台}のうち2{基|台}しかこの階に止まらない」「満員のためエレベーターを2{○台|×基}乗りすごす」

意味

動力によって、人や貨物のはいった箱、籠(かご)を垂直方向に運ぶ装置。昇降機。

*風俗画報‐二三号〔1890〕土木門「浅草公園に創立せし凌雲閣は〈略〉総坪三十四坪余にして閣内にはエレベートルを備えり」
*あめりか物語〔1908〕〈永井荷風〉長髪「日本の紳士は八階目の室(へや)に居るとの事で、昇降機(エレベーター)に乗って」
*行人〔1912〜13〕〈夏目漱石〉兄・一六「東洋第一エレベーターと云ふ看板を眺めてゐた。此昇降器は普通のやうに家の下層から上層に通じてゐるのとは違って」
*歯車〔1951〕〈堀田善衛〉一「人気のない廊下でエレヴェーターを待っていますと」

語源

日本最初のものは明治二三年(一八九〇)、浅草の凌雲閣に設置された。明治時代「エレベートル」と言ったが、大正以後「エレベーター」が定着した。

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