えまきもの【絵巻物】

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数え方(読み方)・単位

一巻 (いっかん) 、一本(いっぽん)、一軸 (ひとじく) 、一幅 (いっぷく)

解説

書物としての巻き物は「巻 (かん) 」、掛け軸にしたものは「本」「軸」で数えます。掛け物・軸物などは「幅 (ふく) 」でも数えます。

意味

巻物にかいた絵画作品。主に詞書(文章)とそれに対応する絵とが交互に配列されているもの。奈良時代にもみられるが、平安時代から鎌倉時代以後盛んにつくられ、画題の上から、物語、高僧伝、社寺縁起、戦記物、肖像、歌仙などに分けられる。えまき。

*随筆・燕石雑志〔1811〕四・一〇「彼絵巻物と唱(となふ)るものは、絵合(ゑあはせ)の余波(なごり)なり」
*こゝろ〔1914〕〈夏目漱石〉下・二「其極(そのきょく)あなたは私の過去を絵巻物(ヱマキモノ)のやうに、あなたの前に展開して呉れと逼(せま)った」

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