えん【円】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一つ(ひとつ)

解説

図形(円)として描くときには「個」、正解として答案に書く印の場合は「つ」で数える傾向がありますが、厳密な区別はありません。重ねて描かれた丸の数は「二重丸 (にじゅうまる) 」のように「重 (じゅう) 」を用います。
⇒丸(まる)

意味

①まるいこと。まるいもの。まるい輪。
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉二「今度は左りの方を伸して口を中心として急劇に円を劃して見る」
*ひょっとこ〔1915〕〈芥川龍之介〉「今度はいきなり廻転を止められた独楽(こま)のやうに、ぐるりと一つの大きな円(ヱン)をかきながら」

②平面上の曲線の一つ。一定点から等距離にある点の軌跡。円周。また、それによって囲まれた平面の部分。
*工学字彙〔1886〕〈野村龍太郎〉「Circle 円。圜」
*恋を恋する人〔1907〕〈国木田独歩〉一「円(ヱン)とは無限に多数なる正多角形とか何とか云ったっけ」

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