えんばん【円盤】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一枚(いちまい)

解説

円盤投げの円盤は「個」で数えます。

意味

①円形で平たい板状のもの。
*三四郎〔1908〕〈夏目漱石〉九「十六武蔵位の大きさの薄い円盤(ヱンバン)」
*ブルジョア〔1930〕〈芹沢光治良〉四「円盤の上を転げる玉に、運命をのせる賭博─ルーレット」
*信用ある製品〔1960〕〈星新一〉「宇宙への進出をはじめようとした地球に、どこからともなく、大きな円盤が訪れてきた」

②円盤投げの用具。木製の胴の中央両面に金属のまるく平たい板をはめこみ、金属のふちわくをつけた円形の盤。一般は男子重さ二キログラム、女子一キログラム以上。
*陸上競技法〔1923〕〈野口源三郎〉二・一〇・二「両脚、上体、左腕の力を基として、右腕を以て円盤を投げるので」

③レコード盤。音盤。ディスク。
*異端者の悲しみ〔1917〕〈谷崎潤一郎〉一「不思議や次第に円盤がするするするする廻転し始めて、再び生き生きとした小しづの美音が」
*星座〔1922〕〈有島武郎〉「これがシャッターの回転数と蓄音機の円盤の回転数との関係を示した項式です」

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