えんだい【縁台】

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数え方(読み方)・単位

一脚(いっきゃく)、一台(いちだい)

意味

簡単に移動できる細長い腰掛け台。多く、竹や松で作り、茶店では客の休憩用として、住宅では路地や庭先に置いて涼み台として用いられる。

*初恋〔1889〕〈嵯峨之屋御室〉「或村で休んだ時、脚絆の紐を締直すとて、馬鹿な事さ、縁台の足ぐるみ其紐を結び付けて」
*田舎教師〔1909〕〈田山花袋〉二九「段々夏が来て、其店の前の棚の下には縁台が置かれて」
*雁〔1911〜13〕〈森鴎外〉一「神田明神前の坂を降りた曲角に、鉤(かぎ)なりに縁台(エンダイ)を出して、古本を曝してゐる店があった」

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