えんとつ【煙突】

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数え方(読み方)・単位

一基(いっき)、一本(いっぽん)

意味

①煙を空中に排出させて燃料の燃焼を助けるために、通風の役割を果たす装置。鉄板、石綿、煉瓦、コンクリートなどで作られ、筒形をしている。えんとう。けむだし。

*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉一・三「此岸に二宇の大廨舎(ながや)あり、煉火石をもって築ける場屋にて、高大なる烟突を起す」
*死〔1898〕〈国木田独歩〉六「一道の青煙が煙突(エントツ)の口から吐き出されて暫時く大空を漂ひ」
*蒲団〔1907〕〈田山花袋〉一「久堅町の低い地には数多の工場の烟筒(エントツ)が黒い烟を漲して居た」

②空車の標示を立てたままで走り、料金をごまかす不正行為をいう、タクシー運転手仲間の隠語。

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