おちば【落ち葉】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一葉 (いちよう)

解説

⇒は(葉)

意味

①散り落ちた葉。また、落ちてゆく木の葉。らくよう。《季・冬》

*古事記〔712〕下「其の〓(うねめ)、落葉の盞(うき)に浮かべるを知らずて、猶(なほ)大御酒(き)を献りき」
*源氏物語〔1001〜14頃〕若菜下「もろかづらおち葉を何に拾ひけん、名はむつまじきかざしなれども」
*新古今和歌集〔1205〕恋二・一〇九五「かざりあれば忍の山のふもとにもおち葉がうへの露ぞ色づく〈源通光〉」
*宝治百首〔1248〕恋「この里は柴こる山の遠ければ竹の落葉をかかぬ日ぞなき〈藤原隆祐〉」
*幸若・大臣〔室町末〜近世初〕「たむの落葉成ければ、只哥一首書付」
*俳諧・続いま宮草〔1783〕上「かがり火の中へ空しき落葉かな」
 
②貴人の私生児。落胤(らくいん)。
*源氏物語〔1001〜14頃〕常夏「朝臣(あそむ)や。さやうのおちはをだにひろへ」
 
③「おちばいろ(落葉色)」の略。
 
④秋、また秋風をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)