おがわ【小川】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一筋 (ひとすじ) 、一条 (いちじょう) 、一流れ(ひとながれ)

解説

通常「本」で数えますが、「筋」「条」「流れ」などで数えることもあります。「条」は枝分かれしているさまを表す語です。

広く川について、通常は「本」で数えますが、小さな川は「筋」「条」「流れ」などで数えることもあります。「条」は枝分かれしているさまを表す語です。治水の対象となる川や水害にあった川の数は「河川」で数えます。「河 (が) 」は「一河 (いちが) 」の形で、「一河の流れを汲 (く) むも他生 (たしょう) の縁」のように用います。
⇒川 (かわ)

意味

細い流れの川。こがわ。せせらぎ。細流。

*万葉集〔8C後〕三・三一六「昔見し象(きさ)の小河(をがは)を今見ればいよよ清(さや)けくなりにけるかも〈大伴旅人〉」
*宇津保物語〔970〜999頃〕内侍督「水をあさみひく人もなき足曳の山のをがははちりぞしらぶる」
*月清集〔1204頃〕百首「かかる世に契りありてぞ逢坂のをがはの末は君に任せむ」
*新撰六帖〔1244頃〕三「おのづから岸にしたたる山水の末は小川になりにけるかな〈藤原家良〉」

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