おかざり【お飾り/御飾】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一つ(ひとつ)

解説

正月のしめ飾りは「本」で数えます。

参考までに、松飾り2本で「ひと門 (かど) 」「1対 (いっつい) 」「ひと揃い」といいます。
⇒松飾 (まつかざ) り

意味

①神仏の前の飾りつけや供え物。特に、鏡餠。
*浄瑠璃・丹生山田青海剣〔1738〕三「おかざりをふくらかし、お茶入れて上ましょと」
*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕三・下「ゆで海老にしても最(も)うお飾(カザリ)は済(すん)だぜ」
*水族館の踊子〔1930〕〈川端康成〉二「それから、お飾(カザ)りの餠が三個と」
 
②正月の注連(しめ)飾りや、松飾り。《季・新年》
*虎明本狂言・松楪〔室町末〜近世初〕「いつも上頭へおかざりの道具として、ゆづりはをみ年貢に上げまらする」
*咄本・鹿の巻筆〔1686〕三・五「旧冬廿八日まで商売いそがわし。御かざりの道具をこしらへざるゆへ、作介をよびて『飾り縄をなゑ』といふに」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)