おんどけい【温度計】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一台(いちだい)

解説

棒状のものは「本」で数えますが、デジタル表示などをする精密な温度計の場合は「台」で数えます。

意味

温度を測定する器具。温度によって変化する物質の性質を利用して温度を測る。熱膨張を利用した気体温度計、液体温度計、電気抵抗や起電力を利用した抵抗温度計、熱電温度計、物体からでる光放射の強さや色の変化を利用した光高温度計などがある。

語源・由来

①明和二年(一七六五)に日本に伝わり、オランダ語Thermometer の訳語として「寒熱昇降器」(平賀源内)、「験温器」「験温管」「験温儀」「列氏験器」「寒暖計」などの名称で呼ばれていた。その中で「験温器」は、最も使用された名称であった。

②幕末・明治初期になってから、「験温器」が徐々に衰え、代わりに「寒暖計」が勢力を伸ばし、明治一〇年頃から定着しはじめ、明治末期までの間に、「寒暖計」にほぼ統一されるに至った。

③明治後期になって「温度計」という名称が登場したが、一般には「寒暖計」が比較的近年まで用いられていた。昭和四〇年頃から「温度計」が定着し、今日では「温度計」を用いるのが普通である。

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