おの/オノ【斧】

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数え方(読み方)・単位

一挺 (いっちょう) 、一丁(いっちょう)

解説

「挺(丁)」は手に持って使う刃物類・用具・武器を数える語です。

意味

木を伐ったり割ったりする道具。頑丈(がんじょう)な刃のある厚い鉄片に、柄(え)をつけたもの。小型のまさかり。よき。

*日本書紀〔720〕雄略一三年九月(図書寮本訓)「木(こ)工韋那部真根(まね)石を以て質(あて)と為て斧(ヲノ)を揮(と)り材を〓(けづ)る」
*万葉集〔8C後〕一三・三二三二「斧(をの)取りて 丹生の檜山の 木こり来て いかだに作り〈作者未詳〉」
*岩淵本願経四分律平安初期点〔810頃〕「多くの銅の瓶・銅の瓮(ひらか)・斧(ヲノ)・鑿(のみ)・燈台・多くの重物有り」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Vono (ヲノ)。または、マサカリ」
*小学読本〔1873〕〈田中義廉〉二「汝は、小児の傍にある道具を何と思ふや、これは斧と鋸なり」

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