おおだいこ【大太鼓】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一面(いちめん)、一張(いっちょう)、一個(いっこ)

解説

広く太鼓について、皮や弦を張った楽器は「面」「張 (ちょう) 」で数えます。まれに「張 (は) り」で数えることもあります。小形のものは「個」、大形のものは「台」で数えます。
⇒太鼓(たいこ)

意味

①大きな太鼓。
*日葡辞書〔1603〜04〕「Vôdaico (ヲウダイコ)。ヲウキナ タイコ」
*瀬山の話〔1924〕〈梶井基次郎〉「一高三高大野球戦の巻は怒号、叫喚、大太鼓まで入る程の完成だった」
 
②雅楽に用いる音の低い大型の太鼓。だだいこ。
 
③祭礼や歌舞伎などのはやしに用いる大型の太鼓。台の上に置いて側面の皮を打つ。歌舞伎では、陰の鳴物として、雨・風・雪・波などの音、怪異な場面、時代物のゆったりした立ち廻り、せり上げなどいろいろに用いられる宮太鼓。
*浄瑠璃・吉野都女楠〔1710頃か〕かちぢの御幸「かぐら堂の大太こ、乱調に打ち立給はば」
*歌舞伎・四天王楓江戸粧〔1804〕六立「これより大太鼓(オホダイコ)入りの鳴り物にて、立廻りあって下座へ追ひ込むと」
*湖畔手記〔1924〕〈葛西善蔵〉「その下でお宮のらしい大太鼓がドドンドドンと若い衆の手で鳴らされた」
 
④西洋音楽、主として管弦楽、吹奏楽に用いるサイド‐ドラム。金属製の扁平な円筒形の胴の両面にわくに張った皮をはめこみ、金具で調節できるもの。歩行の際はつり皮で肩に掛け前面にぶらさげ

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)