おおい【覆い】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

形状によりますが、薄いものは「枚」で数えます。

意味

(動詞「おおう(覆)」の連用形の名詞化)

①物が隠れるように、また、汚れないように、上にかぶせたり、まわりを囲ったりすること。また、それに用いるもの。
*宇津保物語〔970〜999頃〕国譲下「とには四尺の御づし三よろひ、三尺の一よろひ、おほひしたり」
*源氏物語〔1001〜14頃〕賢木「仏の御飾り花つくゑのおほひなどまで、まことの極楽思ひやらる」
*書陵部本類聚名義抄〔1081頃〕「衣〓 公云オホヒ」
*俳諧・つばさ〔1706〕「覆なき仏に鳥のとまりたる〈惟然〉 はしりあがりてわたるそり橋〈鴎歩〉」
*桑の実〔1913〕〈鈴木三重吉〉八「青木さんの枕の覆が大分汚れてゐるのを脱(はづ)して」
 
②かばう者。庇護者。
*浄瑠璃・一谷嫩軍記〔1751〕三「妻の相模を尻目(しりめ)にかけて座に直(なほ)れば、軍次はやがて覆(オホヒ)になり」

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