おり【檻】

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数え方(読み方)・単位

一基 (いっき) 、一台(いちだい)、一個(いっこ)

解説

動物園などで地面や床に据えてある檻は「基」、移動式の檻は「台」で数えます。小型のケージは「個」でも数えます。

意味

動物などを閉じ込めておくための囲い。また、その入れ物や場所。のちに、狂人や罪人を監禁する場所をもいう。牢(ろう)。

*日本書紀〔720〕天武四年四月(北野本訓)「今より以後、諸の漁(すなどり)猟(かり)する者(ひと)を制(いさ)めて、檻(ヲリ)穽(ししあな)を造り、及機槍(ふみはなち)等の類(たぐひ)を施(お)くこと莫(まな)」
*色葉字類抄〔1177〜81〕「梏 ヲリ 籠牛馬也」
*古今著聞集〔1254〕二〇・七一八「この蛇、くまたかのをりのもとに、すでにちかづきぬ」
*徒然草〔1331頃〕一二一「走る獣(けもの)は檻にこめ、鎖にさされ、飛ぶ鳥は翅(つばさ)を切り、籠に入れられて、雲を恋ひ、野山を思ふ」

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