おりほん【折り本】

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数え方(読み方)・単位

一帖 (いちじょう)

解説

「帖」は紙の一定の枚数をひとまとめにして数える語です。

意味

①横に長く継いだ紙を折りたたみ、綴(と)じないで作った本。
*史記抄〔1477〕五・項羽本紀「さては常徳慶雲と云寮に、一部折本の家点あり」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Vorifon (ヲリホン)」
*浮世草子・世間胸算用〔1692〕一・三「御祓(はらい)箱に鰹節一連はらや一箱折本のこよみ正真(しょうじん)の青苔(のり)五抱」
*随筆・難波江〔19C〕二下・書籍沿革「唐の世までは、此巻子本にてありしなり。さてこれより今の折本となる。〈略〉宋板の仏経皆折本なれば、唐末・宋初よりのことならん」
 
②製本工程の一つ。印刷された紙をページ順になるように、一ページの大きさに折ったもの。おり。折帖。

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