おしょく【汚職】

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数え方(読み方)・単位

一件(いっけん)

解説

意味

官吏などが、職権や地位を利用して、わいろをとり、ある者の利益をはかるなど、不正な行ないをすること。涜職(とくしょく)。

*一人の平和主義者から福田恒存へ〔1955〕〈中島健蔵〉二「向米一辺倒を主張していた政党人の汚職問題にあきれさせられたふつうの人間によって」
*娼婦の部屋〔1958〕〈吉行淳之介〉「汚職の噂のある大臣邸を訪問し、夫人にインタービューする用件である」

語源

昭和二一年(一九四六)一一月一六日に公布された当用漢字の実施により、従来の「涜職」の「涜」が当用漢字表に入らなかったところから、朝日新聞社が「涜」と同じ語義をもつ「汚」を代用して「汚職」という語を造ったのに始まる。当時、汚職事件が続発したこともあって、短時日のうちに新聞界に定着し、一般に用いられるようになった。法律用語として残っていた「涜職」も、平成七年(一九九五)の刑法改正により「汚職」に変わった。

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