おうふくはがき【往復葉書】

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数え方(読み方)・単位

一通(いっつう)、一枚(いちまい)

解説

往信と返信とがひと続きで「1枚」と数えます。投函 (とうかん) されると「通」でも数えます。

広く葉書について、葉書は「枚」で数えますが、葉書で届いた便りを数える場合は「通」、思い入れのある葉書を詩的に表現したい場合は「葉」で数えることもあります。相手が葉書でさえも連絡をよこさない場合に「葉書1本よこさない」のように、「本」で表現することがあります。
⇒葉書 (はがき)

意味

往信の葉書に、相手方が料金を払わないで返事を出せる返信用の葉書がついている郵便葉書。明治一八年(一八八五)一月より発行。

*逓信史要〔1898〕〈逓信省編〉二・一・五「十七年十二月同第三十三号を以て往復葉書の制を設け」
*郵便法(明治三三年)〔1900〕一八条「第二種郵便葉書、一通常葉書 金一銭五厘 二往復葉書 金三銭」
*祝盃〔1909〕〈永井荷風〉三「往復葉書の片ひらに直様(すぐさま)断りの文言(もんごん)を書送ったが」

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