オーバーコート【overcoat】

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数え方(読み方)・単位

一着 (いっちゃく) 、一枚 (いちまい)

解説

⇒ふく(服)

意味

外套(がいとう)とは防寒などのために着る外衣をいう。英語では overcoat(オーバーコート)という。なお、日本語では「オーバー」または「コート」と略すこともある。外套には種々の長さがある。通常、膝丈程度をロングコート、腿丈程度をハーフコート、腰丈程度をショートコートなどという。丈は市中服装にあっては膝丈程度が上品とされる。

*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉一・一五「気候甚だ冷に、昨夕より人皆外套衣(オブルコート)を襲ねたり」
*春迺屋漫筆〔1891〕〈坪内逍遙〉壱円紙幣の履歴ばなし・四「教師急ぎ暇乞して玄関に立いでて外套(ヲバコート)被(はふ)るうち」
*多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉前・一一「慌忙(あわただ)しく外套(オ〓コート)を脱捨てて」
*解剖室〔1907〕〈三島霜川〉「何時も鼠とか薄い茶色の、而もスタイルの旧い古ぼけた外套(オバーコート)」
*二つの手紙〔1917〕〈芥川龍之介〉一「鼠色のオオヴア・コオトに、黒のソフトをかぶって」

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