オーバーシューズ【overshoes】

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数え方(読み方)・単位

一足(いっそく)

解説

⇒くつ(靴)

意味

靴をはいた上にさらにはく靴のようなもの。古くは雨の日などにゴムなどでできた大がかりなものを用いた。第二次大戦後は、ビニールなどでできた簡易なものが用いられる。また、建物の床を汚さないため、上ばきとはきかえる代わりに下ばきの上にはくものもあった。

*風俗画報‐三〇七号〔1905〕流行門「オバーシウス長靴ものなき為め需用者多し」
*道草〔1915〕〈夏目漱石〉一七「黄昏(たそがれ)の空から又雨が落ちて来た。健三は買はう買はうと思ひながら、ついまだ買はずにゐるオ〓ーシューの事を思ひ出した」
*花物語〔1919〕〈吉屋信子〉あやめ「オーバシュースに泥をはねて、黒いアンブレラに雨をはぢく寮の人達の中に」
*仮面の告白〔1949〕〈三島由紀夫〉二「足跡の主も、当時私たちの間に流行ってゐたオーヴァー・シューズを穿いてゐるだらうことを」

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