うでぎ【腕木】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

意味

①一端を柱などにつけ、他の一端を横に突き出して、垂木(たるき)、庇(ひさし)などを支える材。肘木(ひじき)。
*太閤記〔1625〕一・秀吉初て普請奉行之事「腕木ごとに松明をも掛置」
*俳諧・犬子集〔1633〕六・雪「雪汁は軒のうで木の手水哉〈良徳〉」
*浄瑠璃・碁盤太平記〔1710〕「肩をふまへて飛びあがり、塀のうで木に手をかけて、のりいらんとせし所に」

②電線を支えるため、電柱の上部に横にとりつけた横木。
*電気訳語集〔1893〕〈伊藤潔〉「Arm 腕木」
*銀河鉄道の夜〔1927頃か〕〈宮沢賢治〉九「二本の電信ばしらが丁度両方から腕を組んだやうに赤い腕木をつらねて立ってゐました」

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