う【鵜】

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【数え方・単位】

一羽(いちわ)

【解説】

広く鳥について、鳥類は「羽」で数えますが、「動物園では鳥と動物合わせて1万匹飼育」などのように鳥獣をまとめて数える際は「匹」を用いることもあります。詩的に鳥を「翼 (よく) 」で数えることもあります。「隻」は獲物としての鳥を数える語です。鳥の雌雄ひと組を「一番 (ひとつがい) 」といいます。

【意味】

ペリカン目ウ科の鳥の総称。海岸・湖沼などに群生。羽は黒く、つやがある。くちばしは細長く鋭い。潜水して魚を捕らえ、水面に浮上してから飲み込む。日本にはウミウ・カワウ・ヒメウなどがすむ。鵜飼いに用いるのは主にウミウ。

*万葉集〔8C後〕三・三五九「阿倍の島宇(ウ)の住む礒に寄する波間なくこのころ大和し思ほゆ〈山部赤人〉」
*源氏物語〔1001〜14頃〕藤裏葉「御厨子所のうかひのをさ、院のう飼を召しならべて、うをおろさせ給へり」
*謡曲・鵜飼〔1430頃〕「すでにこの夜も更け過ぎて、鵜使ふ頃になりしかば、いざ業力の鵜を使はん」
*俳諧・おらが春〔1819〕「ひいき鵜は又もから身で浮みけり」

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