うで【腕】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

椅子 (いす) やミシン、ロボットのアームなどは「本」で数えます。
⇒アーム(arm)

意味

①人間の肩から手首までの部分。肘(ひじ)から上を上腕、下を前腕という。広義には脊椎動物の前足、及び物をつかむ働きをするヒドラの触手などを含めていうこともある。ただむき。かいな。

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕二「腕 陸詞切韻云腕〈烏段反 太々无岐 俗云宇天〉手腕也」
*金光明最勝王経音義〔1079〕「臂 彼之 宇伝」
*観智院本類聚名義抄〔1241〕「腕 ウデ タブサ タタムギ」
*正法眼蔵〔1231〜53〕洗浄「小桶の水にさしひたして、両手あはせてもみあらふ。腕にいたらんとするまでも、よくよくあらふなり」

②ことをなす能力。うでまえ。技量。

*中華若木詩抄〔1520頃〕上「そこが作者のうで也」
*虎明本狂言・鱸庖丁〔室町末〜近世初〕「うをのみのあつひ所はうすふみへひ、うすひ所はあつふみゑひとつくるがはうちゃうじんのうででおりゃるげな」
*安愚楽鍋〔1871〜72〕〈仮名垣魯文〉初「ネモシあなたはどういふ腕(ウデ)を出して婦人をおころしなさるのでげス」
*鳥影〔1908〕〈石川啄木〉二・四「技術(ウデ)の巧拙(よしあし)よりは患者への親切が、先づ村人の気に入った」

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