うきよえ【浮世絵】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)、一点(いってん)

解説

作品を数える場合は「点」で数えます。

意味

(浮世、すなわち当世の風俗、世態、人事を題材にした絵の意)

①江戸時代の日本絵画の一つ。室町・桃山時代の狩野・土佐派の風俗画の影響を受けて起こる。初めは遊里、芝居、のち一般風俗、風景、役者などを広く扱い、肉筆画と木版画がある。特に版画は菱川師宣に始まり一色刷りから錦絵に発展。鈴木春信、鳥居清長、勝川春章、喜多川歌麿、葛飾北斎、安藤広重などが代表的作家。明治時代以後衰えたが、版画は西洋の近代絵画、特にフランスの印象派に大きな影響を与えた。江戸絵。東(あずま)錦絵。

*浮世草子・好色酒呑童子〔1695〕一「床はしらにかけたる、うき世絵(ヱ)の額をわたしければ」
*俳諧・鶉衣〔1727〜79〕後・上・五一・四芸賦「うき世絵は又平に始り、菱川に定り、今、西川に尽たるといふべし」

②男女の情交を描いた絵。春画。

*浮世草子・色里三所世帯〔1688〕下・一「菱川が筆にて浮(ウキ)よ絵(ヱ)の草紙を見るに、ししおきゆたかに腰つきにまるみありて」
*雑俳・楊梅〔1702〕「浮世絵も先巻頭は帯とかず」

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