うり/ウリ【瓜】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一本(一本)、一顆 (いっか)

解説

古くは、ウリやユズなど、玉のように丸い果物全般を「顆」で数えました。

広く野菜について、形状によって数え方が異なります。ダイコン・ニンジン・ゴボウ・サツマイモのように細長い根菜類は「本」で数えます。また、ネギ・キュウリ・ナス・タケノコなどの野菜類も「本」で数えます。ジャガイモ・サトイモなどの根菜類、タマネギ・ピーマン・トマトなどの細長くない野菜類はもっぱら「個」で数えます。白菜・キャベツ・レタスなどの葉物が球状になっている野菜は「玉」、ブロッコリー・カリフラワーは「個」「株」で数えます。
⇒野菜 (やさい)

意味

①ウリ科のつる性草本、またはその果実の総称。キュウリ、スイカ、トウガン、カボチャ、カラスウリ、ニガウリなど。古くは特にマクワウリをいった。ふり。《季・夏》 ▼うりの花《季・夏》

*万葉集〔8C後〕五・八〇二「宇利(ウリ)食(は)めば 子供思ほゆ 栗食めば まして偲(しぬ)はゆ〈山上憶良〉」
*大鏡〔12C前〕五・道長上「先は、北野、賀茂河原につくりたるまめ、ささげ、うり、なすびといふもの」
*俳諧・稲莚〔1685〕「瓜苦く風に味噛む夕べかな〈言水〉」

②紋所の名。陰の瓜、黒餠(こくもち)に瓜、捻瓜などがある。かもん(瓜紋)。
③女陰をいう隠語。〔日本性語大辞典{1928}〕

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