うし【牛】

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数え方(読み方)・単位

一頭(いっとう)、一蹄 (いってい)

解説

馬の数え方から派生して、牛を「蹄 (てい) 」で数えることもあります。
⇒馬 (うま)

広く動物について、鳥類を除く動物一般は「匹」で数えます。ただし、その中でも人間が抱きかかえられない大きさのものや、人間にとって希少価値の高いもの、実験動物や盲導犬のように人間の役に立つものは「頭」で数える傾向があります。学術論文などで研究対象となる動物は、種類に関係なく「個体」で数えます。
⇒動物 (どうぶつ)

意味

偶蹄目ウシ科の家畜。原種はヨーロッパからアフリカに生息していたオーロックス(Bos primigenius )とされる。頭部に断面が円形の角二本をもち、からだは肥え、脚は比較的短く、体高一・二〜一・五メートルほど。皮膚に黒、白、褐色などの短毛が密生し、尾は細くて長く先に毛総がある。上顎(うわあご)には前歯がなく、胃は四つに分れていて、一度のみこんだものを、もう一度口へもどしてかみなおす。機敏ではないが、力が強く、古くから有用な家畜として運搬、耕作などに使われ、肉や乳は食用に、皮、角などもいろいろの面に使われている。和牛のほか、ホルスタイン、ジャージーなど品種が多い。学名はBos taurus

*古事記〔712〕上「牛を放ち、馬を息(いこ)へ、〓悌(がいてい)して華夏に帰り」
*万葉集〔8C後〕一六・三八八六「馬にこそ 絆(ふもだし)掛くもの 牛(うし)にこそ 鼻縄はくれ〈乞食者〉」
*琴歌譜〔9C前〕山口振「山口 大菅原を 宇之(ウシ)は踏む 猪(ゐ)は踏むともよ 民な踏みそね」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕七「牛 犢付 四声字苑云牛〈語丘反宇之〉土畜也」

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