はち/ハチ【蜂】

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数え方(読み方)・単位

一匹(いっぴき)

解説

ハチの巣は「個」で数えます。ハチが刺した回数は「刺し」で数えます。「ハチのひと刺し」

意味

①ハチ(膜翅)目のうちアリ科を除いた昆虫の総称。アリと異なり、大部分は二対の膜質のはねをもつ。腹部の根元がくびれて細いが、下等な種類では円筒形。雌は腹端に産卵管をもち、多くは毒針となって敵や獲物を刺す。幼虫はうじ形またはあおむし形で、完全変態して成虫となる。体から分泌した蝋物質または木材などを材料として特有形の巣をつくる。社会生活を営むミツバチ・スズメバチ・アシナガバチのほか、ジガバチ・ヤドリバチ・ハバチ・ツチバチ・キバチなど種類は多く、日本には約四三〇〇種、世界に一〇万種以上が知られる。よく発達した本能をもち習性も変化に富む。《季・春》
 
*古事記〔712〕上「呉公(むかで)と蜂(はち)との室に入れたまひしを」
*天草本伊曾保物語〔1593〕蜜造りの事「fachiua (ハチワ) ソノ アルジヲ サンザンニ サイタレバ」
*俳諧・七番日記‐文化一一年〔1814〕三月「一畠まんまと蜂に住まれけり」
 
②窓、特に倉の窓、また、土蔵をいう、盗人仲間の隠語。〔日本隠語集{1892}〕
 
③警官をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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