はいく【俳句】

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数え方(読み方)・単位

一句(いっく)

解説

「句」は連句・俳諧 (はいかい) の作品を数える語です。

助数詞・単位の「句(く)」について、連歌 (れんが) ・俳諧 (はいかい) で、作品を数えます。例:「お祝いの席で1句詠む」
なお詩歌(漢詩や和歌)を数える場合は「首 (しゅ) 」を用います。

意味

(「俳諧の句」の略)
 
もと俳諧連歌の第一句(発句)が独立してできたもの。元来は俳諧連歌の発句および連句の句をさしていっていたが、明治にはいって正岡子規が発句のみを意味する語として使うようになってから一般化されるようになった。五七五の三句一七文字で完結する日本独特の短詩で、季(き)を入れるならわしであるが、季語の撤廃や定型を破った自由律の主張などもみられる。
 
*浮世草子・新竹斎〔1687〕一・一「さいつ比富尾何がし此所にて俳句(ハイク)あり 浄蔵ありや昼にかたぶく八坂の花」
*随筆・胆大小心録〔1808〕六一「唐人を二度見た事をとし忘れといふ俳句があったが」
*筆まかせ〔1884〜92〕〈正岡子規〉一・哲学の発足「俳句を作るは明治二十年大原其戎宗匠の許に行きしを始めとす」
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉一「俳句をやってほととぎすへ投書をしたり」

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