はけ【刷毛/刷子】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

①獣毛などを束ね、木製などの柄につけ、毛の先端を揃えて切ったもの。糊や塗料などを塗るのに用いる。
*正倉院文書‐(天平宝字六年)〔762〕造石山院所用度帳(大日本古文書一六)「司車并掘土引小車及六呂工波気拭料」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕五「筆 陸詞切韻云〈音次漢語抄云筆 波介〉以漆塗物也」
*文明本節用集〔室町中〕「刷子 ハケ 或作手業(ハケ)髪筆(ハけ)」
*幼学読本〔1887〕〈西邨貞〉六「刷毛にて板に張り、日に乾かす」
 
②男の髷(まげ)の先端。髻(もとどり)の先。はけさき。
*名語記〔1275〕二「はけをたつる習也」
*談義本・根無草〔1763〜69〕前・四「仕事師のはけの長き、百姓の鬢のそそけし」
*滑稽本・戯場粋言幕の外〔1806〕下「廿四五の小ぎれいなる男〈略〉色身たっぷり、あたまのはけとひたいぎわを気にして居る風」

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