はもん【波紋/波文】

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数え方(読み方)・単位

一波 (いっぱ) 、一つ(ひとつ)

解説

「波 (は) 」は次々と押し寄せるものを数える語です。

意味

①池などの水に石などを投げた時にできる、水面を輪になって広がっていく波の模様。
*経国集〔827〕一三・冬日友人田家破酒〈伊永氏〉「氷結波文断、霜飛葉惟空」
*蕪村筆金田氏旧蔵二見形文台〔1782か〕「波紋を写し双石を模し」
*源おぢ〔1897〕〈国木田独歩〉下「波紋(ハモン)は渚を打てり」
 
②つぎつぎと関連して他に働きかけ及ぼしていく変化や反応。影響。
*思ひ出す事など〔1910〜11〕〈夏目漱石〉四「余の頭を掠めて去る心の波紋(ハモン)は、随って起るかと思へば随って消えて仕舞った」
*芸術主義の頽廃について〔1955〕〈浅見淵〉「この二人の同棲によって惹(ひ)き起こす女の家庭内の波紋と」

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