はな【鼻】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

ぬいぐるみなどにつける鼻は、丸いものは「個」、細長いものは「本」で数えます。

意味

①哺乳類の吻の先端ないし顔の中央に隆起し、呼吸、嗅覚をつかさどり、発声にも関与する器官。また、ひろく脊椎動物の嗅覚器の存在する部分をいう。一般的には、からだの先端部の一部の表皮が陥入してできた腔所(嗅窩)で、嗅覚細胞と嗅覚神経が分布している。魚類では外鼻孔はあるが、口と連続していない。両生類以上の陸生脊椎動物では鼻孔が口に連続して呼吸に関与し、外鼻孔・内鼻孔の区別がある。

*古事記〔712〕上「次に御鼻(はな)を洗ひたまひし時に、成りませる神の名は、建速須佐之男命」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕二「鼻 嚔附 陸詞切韻云鼻〈至反 波奈〉面中岳也」
*源氏物語〔1001〜14頃〕帚木「心は得ながら、はなのわたりおごつきて語りなす」
*医語類聚〔1872〕〈奥山虎章〉「Nose 鼻」
 
②「はなうた(鼻唄)」の略。
*浄瑠璃・堀川波鼓〔1706頃か〕中「海道百里をはなでやる」
 
③(鼻は一人にひとつあるところから)人(ひと)一人を指していう語。
*鹿苑日録‐慶長四年〔1599〕六月二〇日「六斎衆へ施入次第。一鼻に弍貫文充。五はなあり」

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