はなし【話/咄/噺】

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数え方(読み方)・単位

一話 (いちわ) 、一つ(ひとつ)

解説

⇒ものがたり(物語)

意味

①はなすこと。語ること。談話すること。会話。おしゃべり。
*評判記・野郎虫〔1660〕田中左門「はなしをする事すき也。一座のとりもちも、おくれぬ人なり」
*浄瑠璃・女殺油地獄〔1721〕上「小菊めが帰るを待て一出入と、咄の内から二人のつれ」
*詞葉新雅〔1792〕「ハナシスル かたる かたらふ 物かたりする 貴人ナドノハナシシ玉フハおふせごとあるナドカクヘシ」
*幼学読本〔1887〕〈西邨貞〉四「国によりてかはる者は只旗印のみならず。平日はなしに使ふことばも亦異なり」
*多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉前・五・二「それだけ賑に十時頃まで雑談(ハナシ)をして」
 
②解決したり、まとめたりするために話し合うこと。話し合い。談合。相談。また、交渉。
*通俗古今奇観〔1814〕二「官人、ちょと説話(はなし)申したし」
*歌舞伎・雑石尊贐〔1823〕中幕「話の纏まる事ならば、人の噂も七十五日、欲ところぶが当世かの」
*くれの廿八日〔1898〕〈内田魯庵〉二「夫婦が和熟すれば寝物語に円滑(まる)く相談(ハナシ)が成効(でき)る事だ」

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