はんだい【飯台】

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数え方(読み方)・単位

一台(いちだい)

解説

食事をする台のことで「台」で数えます。

意味

①何人かの者が並んで食事をする台。食卓。ちゃぶだい。

*文明本節用集〔室町中〕「飯台 ハンダイ」
*コンテムツスムンヂ(捨世録)〔1596〕四・二「テンノ fandai (ハンダイ)、Anjono (アンジョノ) ショクブツヲ ヲンモテナシト シテ アタエタク ヲボシメサルルナリ」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Fandaini (ハンダイニ) ムカウ、または、ツク」
*咄本・醒睡笑〔1628〕六「三位が物相と児の物相と、同じ飯台にすゑならべて置きたれば」
*俳諧・冬の日〔1685〕「しづかさに飯台のぞく月の前〈重五〉 露をくきつね風やかなしき〈杜国〉」
*和漢三才図会〔1712〕三一「食床(ハンダイ) 俗云飯台〈略〉按食床今云飯台(ハンダイ)之類、学寮衆僧並居吃飯之床」
 
②ふたの付いた箱形の膳。食事の時にはふたを裏返して食器を置き、使用しない時は食器を納めておくようになっているもの。とくに上方でいう。箱膳。膳箱。折助膳。
*歌舞伎・絵本合法衢〔1810〕二幕「中食の入りし飯台を頭へのせ」
*随筆・皇都午睡〔1850〕三・中「飯台を膳箱」

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