数え方(読み方)・単位
一枚 (いちまい) 、一点(いってん)
解説
作品としては「点」で数えます。
意味
木・金属・石などの板面に図柄を刻んで版を作り、インク・絵の具を塗って紙に印刷した絵。原版の材質により木版画・銅版画・石版画などの、版の刻み方により凸版・凹版・平版・孔版などの区別がある。
*仰臥漫録〔1901〜02〕〈正岡子規〉一「昼前陸氏来る天津肋骨よりの土産 払子一本、俗画二枚、板画(けしき)一枚」
*思ひ出〔1911〕〈北原白秋〉TONKA JOHN の悲哀「舶来のリイダアの新らしい版画(ハングヮ)の手触り」
*夜明け前〔1932〜35〕〈島崎藤村〉第一部・下・九・三「紙質も悪しく、版画も粗末に」