はんぽん【版本/板本】

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数え方(読み方)・単位

一部 (いちぶ) 、一冊 (いっさつ) 、一点(いってん)

解説

書籍一般は「冊」で数えます。印刷部数は「部」で数えます。作品としては「点」でも数えます。

意味

版木を彫って、それで印刷した書物。技法上は、一枚の板に彫りつける整版と活字を組んでいく活字版がある。木版本。書本(かきほん)。
 
*わらんべ草〔1660〕二「当世は、はん本おほくあり」
*随筆・文会雑記〔1782〕三・下「板行にも出たるゆへ、荻生三十郎より町奉行へ届て、板本をうち破りたり」
*江戸繁昌記〔1832〜36〕四・学校「按ずるに、板本の世に行るる、周の顕徳年中に起時は、則宋板の古へたる、古は則古なり」
*文明論之概略〔1875〕〈福沢諭吉〉五・九「日本に版本の出来たるは鎌倉の五山を始とすと云へり」

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