はんし【半紙】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一束 (いっそく) 、一帖 (いちじょう) 、一締め (ひとしめ) 、一丸 (ひとまる) 、一折 (ひとおり・いちおり)

解説

半紙20枚で「1帖」といいます。半紙10帖で「1束 (そく) 」、100帖(すなわち2000枚)で「ひと締め」と数えます。また、6締めで「ひと丸」とも数えます。「折」は折り重ねたもの、半紙や印刷物を数える語です。

意味

古くは、縦八寸・横二尺二寸の紙を半截(はんさい)したもの。後に半紙として独立し、縦八寸(二四・二センチメートル)横一尺一寸(三三・三センチメートル)に漉(す)くようになり現在に及んでいる。用途は広く、大福帳、記録帳、書状などに用いられた。明治以後は主に習字に用いられている。
 
*多聞院日記‐天正三年〔1575〕二月二二日「明日より手習に行とて〈略〉二帖并はんし一束遣之」
*浄瑠璃・大経師昔暦〔1715〕下「銭ざし抜いて五六十半紙二枚に漏すなと」
*幼学読本〔1887〕〈西邨貞〉六「半紙は土佐、周防の国等より多く出で」

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