はれぎ【晴れ着】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一着 (いっちゃく)

解説

所有している唯一の晴れ着のことを「一張羅 (いっちょうら) 」といいます。この由来には、1本のろうそくを意味する「一挺蝋 (いっちょうろう) 」から転じたという説と、「羅」が薄ごろもを表すことから来たとする説があります。

意味

晴れの場所に着ていく衣服。公の場所や改まった席に着て出る晴れやかな衣服。よそいき。はれいしょう。はれぎぬ。
 
*日葡辞書〔1603〜04〕「Faregui (ハレギ)〈訳〉祭礼の衣服、すなわち、公の場所へ行くための衣服」
*俳諧・奥の細道〔1693〜94頃〕白川の関「卯の花をかざしに関の晴着かな〈曾良〉」
*八丈実記〔1848〜55〕風俗「享和のころまでは、樫立村の壮者は白木綿の褶袴(はんてん)、脚半を服(ハレギ)とす」
*浮雲〔1887〜89〕〈二葉亭四迷〉二・七「晴衣の亘長(ゆきたけ)を気にしてのお勢のじれこみが」

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